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06月15日-04号

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  1. 村山市議会 2015-06-15
    06月15日-04号


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    平成27年  6月 定例会(第3回)議事日程第4号     平成27年6月15日(月曜日)午後2時30分開議日程第1 常任委員会付託事件審査結果報告及び質疑     (1)総務常任委員長報告     (2)産業建設常任委員長報告日程第2 議第37号(条例案1件)に対する討論表決日程第3 議第38号~議第39号(補正予算2件)に対する質疑討論表決日程第4 請願に対する討論表決追加日程第5 閉会中の継続審査申し出日程第6 議員の派遣について(追加日程)議第40号 工事請負契約の締結について(閉会)-----------------------------------          本日の会議に付した事件議事日程第4号に同じ-----------------------------------          ●出欠席議員氏名出席議員(17名)  1番  原田昌浩議員      2番  齋藤ひろみ議員  3番  菊池貞好議員      4番  井澤秋雄議員  5番  佐藤敏彦議員      6番  布川淳一議員  7番  長南 誠議員      8番  佐藤昌昭議員  9番  川田律子議員     10番  鈴木健治議員 11番  中里芳之議員     12番  森 一弘議員 13番  秋葉新一議員     14番  柴田好美議員 15番  茨木久彌議員     16番  大山正弘議員 17番  海老名幸司議員欠席議員(なし)-----------------------------------          説明のため出席した者の職氏名 市長        志布隆夫   副市長       齋藤 隆 教育委員会委員長  井田慶子   教育委員会教育長  菊地和郎 代表監査委員    佐藤和男   選挙管理委員会委員長職務代理者                            大場ひろみ 農業委員会会長   須藤義和   総務課長      細谷健一 政策推進課長    仁藤剛志   財政課長      高橋政則 市民環境課長    柴田 明   税務課長      大内 均 保健課長      三澤浩子   福祉課長      伊藤 広 子育て支援課長   田中昭広   農林課長      細梅芳弘 商工観光課長    原田和浩   建設課長      矢口良治 会計管理者     赤松弘昭   水道課長      片桐智彦 消防長       松田義雄   消防署長      佐藤健一 教育委員会学校教育課長      教育委員会教育指導室長           元木啓順             笹原茂隆 教育委員会生涯学習課長      監査委員事務局長  櫻井秀一           矢口勝彦 農業委員会事務局長 斎藤栄一   選挙管理委員会事務局長                            柴田 敏-----------------------------------          事務局職員出席者職氏名 事務局長      青柳 仁   事務局長補佐    菊地淳子 議事調査主査    古原俊宏   庶務係長      小玉百重 議事調査係長    三澤依邦子-----------------------------------                          午後2時25分開議 ○議長海老名幸司議員) ご苦労さまです。 これより本日の会議を開きます。 出席議員は定足数に達しておりますので、会議は成立いたしました。-----------------------------------日程第1 常任委員会付託事件審査結果報告及び質疑議長 日程第1、常任委員会付託事件審査結果報告及び質疑でありますが、各常任委員会に付託しております議第37号の条例案1件及び請願第2号から請願第5号までの請願4件を一括して議題といたします。 これより常任委員会付託事件審査結果について報告及び質疑に入ります。 初めに、総務常任委員会に付託しております事件に関し、委員長報告を求めます。井澤秋雄議員。   (総務常任委員長 井澤秋雄議員 登壇) △総務常任委員長報告総務常任委員長 総務常任委員会における審査の経過並びに結果についてご報告申し上げます。 当委員会に付託されました案件は、条例案1件、請願2件であります。 当委員会は、去る6月8日、全委員出席のもと委員会を開催し、条例案については関係課長及び担当職員請願については紹介議員から説明を受け、審査に当たった次第であります。 以下、案件の概要についてご報告申し上げます。 最初に条例案について申し上げます。 議第37号 村山市市税条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例についてであります。 これは、軽自動車税の見直しに関する地方税法の一部改正に伴い、改正条例の附則の一部を削除するものであります。 以上、提出されました議第37号の条例案1件については、当局の趣旨を了として全会一致で可決すべきものと決した次第であります。 次に、請願2件について申し上げます。 最初に、請願第4号についてでありますが、政府成立を目指している集団的自衛権行使を柱とする国際平和支援法平和安全法制整備法について、これらの法案憲法第9条に反するとして、廃案にするよう意見書の提出を求めるものであります。 審査の過程で、国際平和支援法及び平和安全法制整備法は、自衛隊の派遣について、国会事前承認を例外なく義務づけ、国民の生命と生活を守るがための法案であるとの意見もあり、採決の結果、賛成少数で不採択とすべきものと決した次第であります。 次に、請願第5号についてでありますが、政府は5月15日、新法案国際平和支援法現行法の10本の改正を一括した平和安全法制整備法案とで構成する平和安全法制法案国会に提出いたしました。 これらの法案について、国会で早期の成立にこだわらず、疑問を国民が納得するまで、国会審議を通じてわかりやすく丁寧に説明されるよう、平和安全法制整備法案の徹底した審議を求めるよう意見書の提出を求めるものであります。 審査の過程で、請願第5号については、今後も経過を見守り継続審査にすべきものとの意見もありました。一方、法案には国を左右する内容が含まれているため、まだまだ徹底審議すべきであるとの意見が出され、採決の結果、賛成多数で採択すべきものと決定した次第であります。 以上が当委員会に付託されました案件審査の経過と結果についてであります。 以上で報告を終わります。 ○議長 ただいまの報告に対し質疑はありませんか。11番 中里議員。 ◆(中里芳之議員) 請願の第5号についてお尋ねしますが、結果的には採択すべきとなったということについては妥当なものだと思いますけれども、その審査の過程で継続審査すべきだという意見があったというようなことですけれども、これまず確かかどうかということと、どういう理由から、今さっき審議中であり見守るべきということから継続審査を求める意見があったというようなことですけれども、もう少し、何についてどういう点で慎重に、今の国民の世論は、国会審議が始まってから十分説明していないというような声が圧倒的に多いかと思うんですけれども、そういう中で、当然徹底審議するのが国会の役割で、それを求めて当然だと思うんですけれども、なぜこの徹底審議を求める請願をどうして継続すべきだというのか、その辺がちょっとよくわからなかったものですから、この点についてお尋ねしたいと思います。 ○議長 井澤委員長。 ◆総務常任委員長 この総務委員会で話し合った中で、これをまとめるのに非常にいわゆる苦労するわけでありますが、今の前段の質問の、継続審査とすべき意見でしたね。これは報告書に書いてあるような内容で、継続審査にすべきと、こういう意見でありました。 それから、もう一点は……何でしたか。もう一点、すみません、後のほうの質問。 ○議長 11番 中里議員。 ◆(中里芳之議員) 継続審査を求める意見がよくあまり理解できなかったものですから、もうちょっと詳しい理由が委員会の中で述べられたのかなと思って聞いたんでした。国会審議を通じる中で、ますます十分説明していないという声が日に日に大きくなって、世論調査でもそれは如実にあらわれている中で、当然国民がそう思っているわけですから、徹底した審議が必要だと思うわけですが、それを求める請願継続審査すべきだというんですから、もっと何か具体的な理由があるんではないかなと思って聞いたところなんですけれども、もう一度お尋ねします。 ○議長 井澤委員長。 ◆総務常任委員長 いろいろこの請願については、招集日当日、皆さんにお配りしていていろいろご検討願ったと思うんですね。ですから、委員長報告として報告すべき事項は先ほど申し上げたとおりであります。 ○議長 11番 中里議員。 ◆(中里芳之議員) よくわからないんですけれども、また別な質問に移りますが、最終的には賛成多数で採択されたということなんですけれども、賛成反対は何対何で決まったんでしょうか。 ○議長 井澤委員長。 ◆総務常任委員長 これは会議規則見ますと、賛成、いわゆる可とするものが多いかの判断なんですね。ですから、この会議規則130条によって、そのどうかわからない場合は2項も含む規定がありますけれども…… ○議長 中里議員。 ◆(中里芳之議員) 採決の場合に賛成する者の挙手か起立を求めて、そこで決まれば終わりなわけですけれども、そこではまず継続審査すべきであるというのは恐らく否決されて、反対賛成かどちらかで、3人が恐らく手を挙げたか立ったかで、そこで採択されたわけですけれども、座っていた方は当然反対だったということですよね。反対したということですよね。退席していないですよね。棄権もしていないですね。確認します。
    議長 井澤委員長。 ◆総務常任委員長 ご存じかと思うんですけれども、130条、会議規則の規定によって、委員長表決をとろうとするときは、問題を可とする者を起立させ、起立者の多少を認定して可否の結果を宣告する。そして2項には、委員長起立者の多少を認定しがたいとき、そういうときは別の定めがあるわけですので、1項のほうで処理したと、こういうことです。 ○議長 ほかに質疑はありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長 これで質疑を終結……   (「動議」と呼ぶ者あり) ○議長 森 一弘議員。 ◆(森一弘議員) 動議よろしいでしょうか。 ○議長 はい。 ◆(森一弘議員) 私は、請願第5号について継続審査を求める動議を提出いたします。 議題となっております請願第5号に関する総務常任委員長報告は採択とするものであります。 この請願は、国に対し平和安全法案の徹底した審議を求める意見書の提出を求める請願であります。 政府は、我が国を取り巻く安全保障環境が一つの国のみでは守れない状況に鑑み、我が国の国際平和と安全のため、切れ目のない体制の整備のため、集団的自衛権を柱とする国際平和支援法の新設及び自衛隊法など10本の関連法整備を行う平和安全法制整備法成立を目指しております。これは集団的自衛権を認める3要素を新設、すなわち我が国または我が国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生し、これにより我が国の存立が脅かされ、国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険があること、これを排除し、我が国の存立を全うし国民を守るために他の適当な手段がないこと、必要最小限実力行使にとどまるべきことに限定し、自衛隊の派遣には国会事前承認を例外なく義務をつけております。 しかし、平和安全法関連法案の可否については、我々はさまざまな意見も多く、かつ極めて重要な案件であり、国会においても特別委員会を設置し審議中のようであります。また、総務委員会においても、まだまだ徹底審議すべきとの意見も出されておるようであります。したがって、本請願についても、これらの状況を見きわめながら対応すべきと考えます。 このようなことから、請願第5号については、総務常任委員会における休会中の継続審査とし、引き続き審査を行うべきであります。 以上、ご賛同賜りますようお願い申し上げ、継続審査動議といたします。   (「賛成」と呼ぶ者あり) ○議長 ただいま、森一弘議員から請願第5号の総務常任委員長審査結果報告に対し、動議が提出されました。 この動議は、賛成者がおりますので成立いたしました。 総務常任委員長報告に対する質疑を終結した後、ただいまの動議議題として採決いたします。 ほかに質疑はありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長 これで質疑を終結いたします。ご苦労さまでした。 先ほど森一弘議員より提出されました動議議題として、起立により採決をいたします。   (井澤秋雄議員 退席) ○議長 お諮りいたします。ただいま議題となっております請願第5号は、総務常任委員会に再付託し、継続審査すべきとする動議賛成議員起立を求めます。   (起立8名) ○議長 起立多数であります。よって、動議は可決され、請願第5号は総務常任委員会に再付託し、継続審査とすることに決しました。   (井澤秋雄議員 復席) △産業建設常任委員長報告議長 次に、産業建設常任委員会に付託しております事件に関し、委員長報告を求めます。委員長 秋葉新一議員。   (産業建設常任委員長 秋葉新一議員 登壇) ◆産業建設常任委員長 産業建設常任委員会における審査の経過並びに結果についてご報告申し上げます。 当委員会に付託されました案件は、請願2件であります。 当委員会は、去る6月8日、全委員出席のもと委員会を開催し、紹介議員より詳細な説明を受け、慎重に審査に当たった次第であります。 以下、付託案件の概要についてご報告申し上げます。 最初に、請願第2号 TPP交渉に関する請願についてでありますが、アメリカ議会大統領貿易促進権限法案が提出されたことを契機に、日米2国間協議は大きく進展し、米や牛、豚肉などの重要品目について日本側の譲歩が焦点になっているとの報道もあります。 これらの農産物の重要品目については、国会決議により除外または再協議が求められており、この国会決議から逸脱した重要品目大幅譲歩が明らかになった以上、TPP交渉から撤退するよう求めるものであります。 次に、請願第3号 米価暴落対策意見書を求める請願についてでありますが、農林水産省が公表する米の相対取引価格が下がり続け、そのしわ寄せが大規模経営集落営農組織等担い手層の経営を直撃し、規模拡大どころか、借地の返却と離農が同時に進んでしまうのではないかという懸念があります。そこで、米の需給対策を放棄する方針を撤回し、政府が需給と価格の安定に責任を持つ米政策を確立するよう求めるものであります。 審査の結果、請願第2号については、趣旨は理解するが、TPP交渉については農業分野に限らずさまざまな分野が対象となっているものであり、総合的に検討が必要であること、また、高度な外交上の問題に関するものであるので、国会決議の遵守を見守りながら慎重に取り扱うべきとの意見があり、賛成多数で継続審査とすべきものと決定した次第であります。 請願第3号については、再生産可能な米価の維持は極めて大事なことであり、請願の趣旨は理解するが、米価下落の際に収入を補填する収入減少影響緩和対策、いわゆるナラシ対策など、政府の対策による推移を慎重に見守る必要があるのではないかという意見があり、賛成多数で継続審査とすべきものと決定した次第であります。 以上が当委員会に付託されました案件審査の経過と結果についてであります。何とぞ当委員会決定どおりご可決くださいますようお願い申し上げて、報告を終わります。 ○議長 ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長 質疑なしと認めます。 ご苦労さまでした。-----------------------------------日程第2 議第37号(条例案1件)に対する討論表決議長 日程第2、議第37号の条例案1件に対する討論に入りますが、討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。 これより議第37号の条例案1件について採決いたします。 議第37号の条例案1件に対する総務常任委員長報告は、原案のとおり可決すべきものであります。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議第37号の条例案1件について、総務常任委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長 ご異議なしと認めます。よって、議第37号の条例案1件については、総務常任委員長報告のとおり決しました。-----------------------------------日程第3 議第38号~議第39号(補正予算2件)に対する質疑討論表決議長 日程第3、議第38号及び議第39号の補正予算2件を一括して議題といたします。 これより補正予算2件に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長 質疑なしと認めます。 これより討論に入りますが、討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。 これより議第38号及び議第39号の補正予算2件について一括して採決いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議第38号及び議第39号の補正予算2件については、原案のとおり決することにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長 ご異議なしと認めます。よって、議第38号及び第39号の補正予算2件については、原案のとおり決しました。-----------------------------------日程第4 請願に対する討論表決議長 日程第4、請願に対する討論に入りますが、請願第4号に対し討論の通告がありますので、発言を許可いたします。11番 中里芳之議員。   (11番 中里芳之議員 登壇) ◆(中里芳之議員) 私は、請願第4号 日本を「海外で戦争する国」へとつくり変える戦争法案の廃案を求める請願について、原案賛成する立場から討論を行うものであります。 国会審議によって、戦争法案とその推進勢力の持つ深刻な問題点危険性浮き彫りになっています。 第1は、国際平和支援法及び平和安全法制整理法は、憲法をじゅうりんする違憲立法であるということであります。 戦後、日本政府憲法9条解釈に関する全ての見解は、一貫して海外での武力行使は許されない、集団的自衛権は許されないことを土台として構築されてきました。ところが、昨年7月1日の閣議決定と、それを具体化した戦争法案は、集団的自衛権行使を容認し、日本に対する武力攻撃がなくても他国のために武力行使する、海外で武力行使をすることに道を開くものとなっています。それは一内閣の専断で従来の憲法解釈の根本を180度転換する立憲主義の破壊であり、憲法9条の破壊にほかなりません。これは衆議院の憲法調査会自民党の推薦する憲法学者も含めて全員が、法案憲法違反であると意見陳述していることからも明白であります。 戦争法案は、集団的自衛権行使とともに、これまで政府戦闘地域としてきた場所にまで自衛隊を派兵し、武力行使をしている米軍等への武器弾薬などの補給、輸送など、後方支援、つまり兵站を行うこと。形式上、停戦合意がつくられているが、なお戦乱が続いている地域に自衛隊を派兵し、治安維持活動に取り組むことなど、憲法を踏み破って海外での武力行使に道を開く幾つもの危険な仕掛けが盛り込まれています。 安倍首相は、戦闘地域自衛隊が攻撃されたら武器を使用することを認め、アフガニスタンに展開し、およそ3,500人もの多数の犠牲者を出した国際治安支援部隊、ISAFのような活動への自衛隊の参加も否定していません。 自衛隊は、1954年の創設以来、一人の外国人も殺さず、一人の戦死者も出さないできました。この歴史を覆し、憲法を壊し、殺し殺される日本をつくる、このような暴挙は断じて許すわけにはいきません。 第2は、この法案を推進している勢力が異常なアメリカ従属を特徴としていることであります。 安倍首相は、違法な武力行使をした国を日本自衛権を発動して支援することはないと答弁しました。しかし、これはあくまでも一般論にすぎません。問題は、日本政府アメリカの違法な武力行使を違法であると批判できるのかということであります。 アメリカは戦後、国連憲章国際法をじゅうりんして、数多くの先制攻撃戦争を実行してきました。ところが、政府も認めるように、日本アメリカ武力行使国際法上違法な行為として反対したことは一度もないのであります。このような国は世界の主要国の中でも日本だけです。さらに、ベトナム戦争への本格的介入の口実とされたトンキン湾事件イラク戦争の口実とされた大量破壊兵器が、いずれもアメリカ政府による捏造だったことが明らかになっても、安倍政権には、これらの戦争を支持し協力してきたことを検証し、反省する立場が全くないことも、国会論戦浮き彫りになりました。 このような異常なまでの対米追随政府が、集団的自衛権行使に踏み出すことがいかに危険か。アメリカが無法な先制攻撃戦争に乗り出した場合にも無法と批判できず、アメリカから言われるままに集団的自衛権を発動することになることは明らかです。アメリカによる無法な戦争への参戦、ここに集団的自衛権の一番の現実的危険があります。 第3は、過去の日本戦争を間違った戦争と言えない安倍政権が、戦争法案を推進する危険です。 戦後の国際秩序は、日独伊3国の戦争侵略戦争だったという反省の上に成り立っています。ところが首相は、侵略戦争はおろか、間違った戦争とも認めません。ポツダム宣言を熟読したこともないのであります。日本自身の過去の戦争への反省のない勢力が、憲法9条を破壊して海外で戦争する国への道を暴走する、これほどアジアと世界にとって危険なことはありません。 さて、国会審議が進み、法案危険性違憲性が明らかになっていく中で、国民的批判反対の大きなうねりが起こっています。どの世論調査を見ても、法案反対し、今国会での成立反対する声が賛成を上回り、国会審議が進むにつれてその差は広がっています。読売8日付世論調査では、戦争法案について国民に十分説明していると思うかについて、そう思わないは80%で、十分に説明している14%を大きく上回っています。今国会での成立反対は59%で、前回5月調査より11ポイントも増えました。 また、これまでになく幅広い国民の運動が、中央段階でも全国各地でも進んでいます。憲法擁護運動団体が従来の垣根を越えて協働し、日弁連や各地の弁護士会が活発な運動を展開し、憲法学者を初め、多くの知識人反対を表明し、若者たち国会行動に取り組んでいます。 また、山崎拓自民党幹事長ら自民党幹事長政調会長、閣僚などを務めた4氏が、国策を大きく誤ることになるなどの声明をそれぞれ発表するなど、保守層改憲派の中からも反対の声が次々と上がるなど、多くの団体、個人が声を上げ、行動に立ち上がっています。 以上のことから、憲法に違反し、日本戦争する国につくり変え、国民自衛隊員を危険にさらすとともに、国民多数が反対する戦争法案は、徹底審議はもちろんのこと、廃案にするしかないということを強く訴えて、討論を終わります。 ○議長 これにて通告による討論は終了いたしました。 これより請願第4号について起立により採決いたします。 請願第4号に対する総務常任委員長報告は不採択とすべきものであります。 請願第4号の原案について採決いたします。 お諮りいたします。請願第4号について、原案のとおり採択することに賛成議員起立を求めます。   (起立6名) ○議長 起立少数であります。よって、請願第4号は不採択と決しました。 この際、先ほどの付託事件審査結果に伴い、産業建設常任委員長から閉会中の継続審査の申し出が提出されましたので、これを日程に追加し、議題とすることにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長 ご異議なしと認めます。よって、閉会中の継続審査の申し出についてを追加日程第5とし、議題とすることに決しました。-----------------------------------追加日程第5 閉会中の継続審査の申し出 ○議長 追加日程第5、閉会中の継続審査の申し出についてを議題といたします。 これより、閉会中の継続審査の申し出について、起立により採決いたします。 初めに、請願第2号に対する閉会中の継続審査の申し出について、起立により採決いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております請願第2号に対する閉会中の継続審査の申し出については、お手元に配付いたしました産業建設常任委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに賛成議員起立を求めます。   (起立14名) ○議長 起立多数であります。よって、請願第2号に対する閉会中の継続審査の申し出については、産業建設常任委員長からの申し出のとおり決しました。 次に、請願第3号に対する閉会中の継続審査の申し出について、起立により採決いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております請願第3号に対する閉会中の継続審査の申し出については、お手元に配付いたしました産業建設常任委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに賛成議員起立を求めます。   (起立12名) ○議長 起立多数であります。よって、請願第3号に対する閉会中の継続審査の申し出については、産業建設常任委員長からの申し出のとおり決しました。 △資料 -----------------------------------日程第6 議員の派遣について ○議長 日程第6、議員の派遣についてを議題といたします。 会議規則第170条の規定による議員の派遣については、お手元に配付いたしました議員派遣のとおりであります。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議員の派遣について、原案のとおり決することについてご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長 ご異議なしと認めます。よって、議員を派遣することに決しました。 △資料 ○議長 この際、暫時休憩いたします。     午後3時3分 休憩     午後3時4分 再開 ○議長 休憩前に引き続き会議を開きます。-----------------------------------追加日程 議第40号上程 ○議長 ただいま市長から議案1件が提出されました。この際、これを日程に追加し、議題といたしたいと存じます。これにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長 ご異議なしと認めます。よって、議案1件を日程に追加し、議題とすることに決しました。 議第40号の議案1件を議題といたします。 △資料 ○議長 次に、上程議案の説明でありますが、市長から提案理由の説明を求めます。志布市長。   (志布隆夫市長 登壇) ◎市長 ただいま追加提案をいたしました議案についてご説明を申し上げます。 議第40号は、消防救急デジタル無線整備工事について、請負契約を締結するに当たり、村山市議会の議決に付すべき契約に該当するため提案するものでございます。 詳細につきましては副市長から説明させますので、何とぞご審議の上、ご可決くださいますようにお願いを申し上げます。 ○議長 補足説明はありませんか。齋藤副市長。   (齋藤 隆副市長 登壇) ◎副市長 それでは、私のほうから補足説明させていただきます。 議案書の1ページをお開きください。 議第40号 工事請負契約の締結についてであります。 平成27年度無線システム普及支援事業費等補助金事業、消防救急デジタル無線整備工事の請負契約を締結するに当たり、村山市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定に基づき、市議会の議決を求めるものであります。 この工事は、これまでのアナログ方式で運用していた消防救急無線の更新及びデジタル化をするものです。 条件つき一般競争入札により、平成27年6月8日に入札を行っております。 工事の契約金額は1億6,017万2,100円で、消費税込みの金額となります。 契約の相手は、宮城県仙台市宮城野区扇町3丁目5番5号、株式会社富士通ゼネラル東北情報通信ネットワーク営業部、部長、畠山三樹次です。 工期につきましては、議会の議決の日から平成28年3月22日までとなっております。 以上で補足説明を終わります。よろしくお願いします。 ○議長 お諮りいたします。ただいま議題となっております議第40号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと存じます。これにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長 ご異議なしと認めます。よって、議第40号は委員会付託を省略することに決しました。 次に、上程議案に対する質疑に入ります。 議第40号 工事請負契約の締結に対する質疑はありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長 質疑なしと認めます。 これより討論に入りますが、討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。 これより議第40号について採決いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議第40号 工事請負契約の締結について、原案のとおり決することにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長 ご異議なしと認めます。よって、議第40号については原案のとおり決しました。 以上で、今定例会における議案の全部を審議し、全日程を終了いたしました。 ただいま市長から発言の申し出がありますので、これを許可いたします。志布市長。   (志布隆夫市長 登壇) ◎市長 本定例会の閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。 本定例会に提出いたしました各議案及び追加議案につきまして、慎重にご審議を賜り、全ての議案を原案どおりご可決、ご承認いただきまして、まことにありがとうございます。 各議員からいただきましたご意見やご要望につきましては、検討の上、今後の市政運営に取り組んでまいりたいと存じます。 まことにありがとうございました。 ○議長 この際、私からも一言御礼を申し上げます。 18日間の会期にわたり、熱心にご審議くださいました議員各位、ご協力くださいました当局のご労苦に深く感謝を申し上げます。 執行部におかれましては、議員各位から出された意見を今後の市政運営に生かし、ますますご尽力くださることをご期待申し上げる次第であります。 さて、本市においては、東沢公園のバラが見ごろを迎えております。毎年6月定例会に東沢公園からバラを提供していただいております。ことしも美しいバラをいただき、心から感謝を申し上げます。 これをもちまして、平成27年第3回村山市議会定例会を閉会いたします。 ご苦労さまでした。     午後3時8分 閉会以上会議の顛末を記載し、地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。    議長           海老名幸司    会議録署名議員      原田昌浩       同         長南 誠       同         森 一弘...